薄茶と濃茶の違いと点て分け方
監修:株式会社 脇本常香園(宇治茶製造卸・京都)
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こんにちは、ICHIZENです。薄茶と濃茶、名前は聞いたことがあっても「何が違うの?」と迷いますよね。
結論から言うと、薄茶はさらりと泡を楽しむ一服、濃茶は少ないお湯で抹茶を練り、深い旨みを味わう一服です。ここでは、あなたが自宅で無理なく点て分けられるように、量と動かし方の目安を整理します。
薄茶と濃茶は、何が違うのでしょうか?
海外では「usucha vs koicha」と比べられることも多い薄茶と濃茶。違いは、抹茶の種類だけではなく、使う量、お湯の量、茶筅の動かし方にあります。
薄茶は、軽やかに泡立てる抹茶
薄茶は、日常でも親しみやすい点て方です。目安は抹茶1.5〜2gに対して、お湯60〜70mlほど。茶筅を前後に細かく動かし、表面にやわらかな泡をつくります。
香りが立ち、口あたりは軽め。はじめての方ほど「抹茶らしい一杯」と感じやすいかもしれません。
濃茶は、泡立てずに練る抹茶
濃茶は、抹茶3〜4gに対して、お湯25〜35mlほどがひとつの目安です。泡立てるのではなく、茶筅でゆっくり押し広げるように練ります。
とろみがあり、甘みや旨み、ほのかな渋みが濃く出ます。少量でも存在感があるため、抹茶そのものの質感がよく伝わります。
点て分けの目安を、まずは数字で覚えましょう
- 薄茶:抹茶1.5〜2g、湯60〜70ml、泡立てる
- 濃茶:抹茶3〜4g、湯25〜35ml、練る
- 湯温:どちらも熱すぎない湯を使うと、苦みが出にくくなります
量は厳密でなくても大丈夫です。まずは茶杓やスプーンで同じ量を測り、あなたの好みに合わせて少しずつ調整してみてください。
失敗しにくい点て方のコツは?
薄茶で泡が立ちにくいときは、抹茶をふるっているか、お湯が多すぎないかを見直します。茶筅は底をこすりすぎず、手首で細かく動かすと泡が整いやすくなります。
濃茶でだまになるときは、最初に少量のお湯で抹茶を湿らせるようにします。そのあと、茶碗の底に押し当てすぎず、ゆっくり艶が出るまで練ってください。
基本の手順を写真のように確認したい方は、抹茶の点て方を紹介した記事もあわせて見ると、手の動きがつかみやすいです。
どちらを選ぶと、自分に合いやすいですか?
朝や食後に軽く飲みたいなら、まずは薄茶がおすすめです。お菓子と合わせても、ミルクを加える前の味見にも向いています。
抹茶の厚みを静かに味わいたい日には、濃茶を試してみてください。京都・宇治の抹茶を脇本常香園が選定・精製するICHIZENの抹茶は、機械挽きによるきめ細かく均一な粉末で、薄茶にも濃茶にも使いやすい設計です。
まとめ:薄茶は泡、濃茶は艶を目安に
薄茶は軽やかな泡、濃茶はなめらかな艶。この違いを覚えるだけで、点て分けはぐっとわかりやすくなります。
最初から完璧でなくて大丈夫です。今日は薄茶、次は濃茶というように、あなたのペースで抹茶の表情を比べてみてください。
よくある質問
薄茶と濃茶は同じ抹茶で作れますか?
同じ抹茶でも作れます。ただし濃茶は抹茶の風味や口あたりがはっきり出るため、苦みやざらつきが少ないものを選ぶと飲みやすくなります。
濃茶は泡立てるのですか?
濃茶は基本的に泡立てません。少ないお湯で抹茶を溶き、茶筅でゆっくり練って艶を出します。薄茶とは手の動かし方が異なります。
薄茶は抹茶何グラムで作るのが目安ですか?
薄茶は抹茶1.5〜2gに、お湯60〜70mlほどが一般的な目安です。濃いめが好きなら抹茶を少し増やし、軽くしたいなら湯量で調整します。
濃茶がだまになる原因は何ですか?
抹茶をふるっていない、最初のお湯が多すぎる、練り始めが急すぎることが主な原因です。少量の湯で湿らせてから、ゆっくり練ると整いやすくなります。
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