業務用抹茶の選び方:カフェ・ホテル・飲食店が確認したい味・色・提供のしやすさ
監修:株式会社 脇本常香園(宇治茶製造卸・京都)
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こんにちは、ICHIZENです。お店の抹茶を選ぶとき、「ミルクに合わせても風味が残るだろうか」「忙しい時間にも同じ味で出せるだろうか」と迷いますよね。業務用抹茶は、実際のメニューで味・香り・色を比べ、提供手順と仕入れ条件まで確かめると、選ぶ軸が見えてきます。
まずは、どんな一杯を届けたいですか?
すっきりと飲める抹茶ラテなのか、甘いデザートに添える濃い一杯なのか。用途を先に決めておくと、候補の比較がしやすくなります。
たとえば、ミルクを多く使うラテでは、合わせた後にも抹茶の風味が感じられるかが大切です。一方、水や湯で提供するなら、香りや旨み、苦みのバランスをそのまま確かめたいところです。
カフェなら持ち帰りまでの時間、ホテルなら朝食とラウンジでの使い分け、飲食店なら食後のデザートとの組み合わせも考えてみてください。「品質がよいか」だけでなく、「あなたのお店の使い方に合うか」が判断の中心になります。
味・香り・色は、ミルクに合わせてどう比べる?
最初は条件をそろえて試します
候補を比較するときは、抹茶、湯、ミルク、甘味料の量をそろえましょう。使うミルクや甘さが違うと、抹茶そのものの違いを捉えにくくなります。
まずは同じレシピで比べ、その後に候補ごとの量を調整する順番がおすすめです。最初からすべてを変えてしまうと、何が味の差につながったのか分かりにくくなります。
ひと口目だけで決めないことも大切です
ミルクに合わせた後の香り、抹茶の存在感、飲み終えた後に残る苦みや渋みを見てみてください。苦みが強いことと、抹茶の風味が豊かなことは、必ずしも同じではありません。
色も粉の状態だけで判断せず、実際のカップで確認します。同じ照明の下で並べ、ホットとアイスを両方扱うなら、それぞれ試しましょう。写真だけでなく、店頭でお客様が見る状態を基準にすると比較しやすくなります。
忙しい時間にも、同じ仕上がりをつくれる?
味が気に入ったら、次は提供のしやすさです。抹茶は粉をそのままミルクに加えるだけではダマが残ることがあるため、少量の湯などで均一に分散させてから合わせる手順を確かめておきます。
茶筅や電動の攪拌器具など、実際に使う道具で試すことも大切です。泡立ちや口当たりまで含めて、お店が目指す仕上がりになるかを見てください。
- 抹茶と液体の量は、感覚ではなく計量して記録する
- 湯の温度、混ぜる順番、使う道具をそろえる
- 別のスタッフが作っても、同じ仕上がりになるか確認する
アイスは氷の量や提供までの時間でも印象が変わります。作ってすぐの味だけでなく、お客様が飲み進める場面まで想定しておくと安心です。
基本の手順を整理したい方は、抹茶ラテの作り方も参考にしながら、お店用のレシピに落とし込んでみてください。
価格は「一杯あたり」で見ると比較しやすくなります
袋単位の価格だけでは、実際の使いやすさまでは分かりません。好みの味に仕上げるために必要な抹茶の量が違えば、一杯あたりの原価も変わるためです。
抹茶の一グラムあたりの価格に、一杯で使うグラム数を掛けると、抹茶分の原価を整理できます。ミルクや甘味料、容器の費用は分けて計算すると、メニュー全体の検討がしやすくなります。
また、大きな袋が必ずしも適しているとは限りません。開封後の保管や使い切るまでの期間も含め、販売見込みに合う容量かを確認しましょう。単価だけでなく、計量や仕込みの手間も比較しておきたい点です。
仕入れ先には、何を伝えればよい?
問い合わせの際は、使いたいメニュー、ホット・アイスの別、予定している使用量、導入時期を伝えると、相談の前提がそろいます。使用量がまだ読めない場合は、そのことも含めて伝えて構いません。
サンプルの対応可否と条件、注文できる数量や荷姿、価格、送料、納期、保管方法を確認しておきましょう。サンプルが必ず無料でもらえる、希望数量ですぐに買える、といった前提では進めないことが大切です。
提示された条件は、試飲した商品と同じものかも確かめてください。カフェでの導入をもう少し具体的に考えたい方には、カフェ向けの業務用抹茶の記事もご用意しています。
ICHIZENの抹茶を検討しているあなたへ
ICHIZENは京都・宇治の抹茶ブランドです。京都府井手町の四代続く茶問屋、脇本常香園が選定・仕上げを担い、全国茶審査技術段級位の審査技術を備えています。機械できめ細かく均一な粉末に挽いています。
ただし、粉の細かさだけで、お店のレシピとの相性まで決まるわけではありません。実際のミルクや道具に合わせて、目指す味と運用に合うかを確認していただければと思います。
業務用のお取引は、ICHIZENの法人・業務用窓口からご相談いただけます。サンプル、数量、価格については個別にお問い合わせください。まずは届けたい一杯を言葉にするところから、無理なく選び進めてみてください。
よくある質問
「業務用」と書かれた抹茶なら、ラテに向いていますか?
「業務用」という表記だけでは、ラテへの適性は判断できません。実際に使うミルクと甘味料を合わせ、香りや苦み、色、口当たりを確認しましょう。必要な使用量と、スタッフが扱いやすいかも比較のポイントです。
乳製品のミルクで試せば、植物性ミルクでも同じ味になりますか?
ミルクの種類や商品によって、甘みや香り、口当たりが異なるため、同じ仕上がりになるとは限りません。オーツや豆乳なども提供する場合は、それぞれ実際に使う商品で試し、抹茶や甘味料の量を検討してください。
開封した業務用抹茶は、どう保管すればよいですか?
まずは仕入れ先が案内する保管方法と使用期限に従ってください。開封後は湿気や光、高温、におい移りを避け、しっかり密閉します。開封日を記録し、営業中に使う分だけを取り出す運用も検討するとよいでしょう。
Column
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