L-テアニンとは?抹茶の「穏やかな集中」の正体
監修:株式会社 脇本常香園(宇治茶製造卸・京都)
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こんにちは、ICHIZENです。抹茶を飲むと、コーヒーとは少し違う「落ち着いた集中感」を感じることはありませんか。
その印象に関わる成分のひとつが、茶に含まれるアミノ酸の一種、L-テアニンです。今回は、抹茶の味わいと飲み心地を理解する手がかりとして、L-テアニンをやさしく見ていきましょう。
L-テアニンとは、抹茶のうまみに関わる成分です
L-テアニンは、緑茶に含まれる代表的なアミノ酸です。抹茶を口に含んだときの、やわらかな甘みやうまみ、角の少ない余韻に関わっています。
苦みや渋みだけが強い抹茶よりも、うまみが感じられる抹茶のほうが「飲みやすい」と感じる方は多いものです。はじめての方ほど、この差はわかりやすいかもしれません。
なぜ「穏やかな集中」と言われるのでしょうか
抹茶にはL-テアニンだけでなく、カフェインも含まれます。カフェインはすっきりした感覚に関わる成分として知られていますが、抹茶の場合はL-テアニンやうまみ成分と一緒に味わう点が特徴です。
そのため、人によってはコーヒーよりも鋭く立ち上がる感じが少なく、静かに気持ちを整えたい時間に合うと感じることがあります。ただし感じ方には個人差があり、眠気を必ず防ぐ、集中力が必ず高まる、というものではありません。
カフェイン量の考え方をもう少し知りたい方は、抹茶とコーヒーのカフェイン比較も参考にしてみてください。
L-テアニンは、栽培と味づくりにも関係します
抹茶の原料となる碾茶は、収穫前に茶園を覆って育てる「覆下栽培」が行われます。光を調整することで、茶葉の色やうまみが育ち、抹茶らしいまろやかさにつながります。
ICHIZENの抹茶は、京都・宇治の茶を、京都府井手町の茶問屋・脇本常香園が選定・精製しています。競技会で培われた茶審査の知見をもとに、味、香り、色のバランスを見極めています。
製粉は、きめ細かく均一な粉末に仕上げるための機械製粉です。日常の一杯でも点てやすく、料理やラテにも使いやすい質感を大切にしています。
日常で飲むなら、どんなタイミングが合いますか?
抹茶は「強く切り替える飲み物」というより、ひと呼吸置きたい時間に向いています。たとえば朝の準備、仕事前の数分、昼食後の気分転換などです。
- 粉量はまず約1〜2gから試す
- 空腹時に濃く飲みすぎない
- 夕方以降はカフェイン感受性に合わせて控えめにする
あなたにとって心地よい濃さは、体調や時間帯によっても変わります。最初は薄めに点てて、味と飲み心地を見ながら調整してみてください。
選ぶときは「うまみ」と「続けやすさ」を見てください
L-テアニンを数字だけで追うよりも、実際には味のまとまりが大切です。うまみ、香り、苦みのバランスがよい抹茶は、無理なく日常に取り入れやすくなります。
抹茶の「穏やかな集中」は、ひとつの成分だけで決まるものではありません。L-テアニン、カフェイン、香り、点てる時間まで含めて、一杯の体験として味わってみてください。
今日の一杯が、あなたの時間を少し静かに整えるきっかけになりますように。
よくある質問
L-テアニンは抹茶にどのくらい含まれますか?
含有量は茶葉の品種、栽培、収穫時期、製法で変わります。商品ごとの数値は分析条件により異なるため、味ではうまみやまろやかさが目安になります。
抹茶のL-テアニンはカフェインを打ち消しますか?
L-テアニンがカフェインを消すわけではありません。抹茶には両方が含まれ、飲み心地の感じ方は体質や濃さ、飲む時間によって変わります。
L-テアニン目的なら、抹茶はいつ飲むのがよいですか?
朝や日中のひと息つきたい時間に向いています。カフェインに敏感な方は、夕方以降や就寝前を避け、薄めから試すと安心です。
抹茶ラテにしてもL-テアニンは楽しめますか?
抹茶ラテでも抹茶そのものを使うため、L-テアニンを含む茶のうまみは楽しめます。牛乳や甘みで苦みが和らぎ、飲みやすく感じる方もいます。
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